2025年2月1日に開催された森万喜子先生によるオンライン講演会、
「子どもが『学校に行きたくない』と言ったら、あなたはどうしますか?」
は、保護者や教員を中心に60名以上の事前申込み、当日は30名以上の参加者を集め、大盛況となりました。
心に響いた内容の一部をご紹介
元中学校校長であり、「ブルドーザーマキコ」の異名を持つ森万喜子先生。力強くも繊細な語り口で、参加者の不安に寄り添いながら、次のような貴重なポイントが語られました。ほんの少しですが、おすそ分けします。
- まずは親が元気に:「子どもが学校に行きたくない」と言ったとき、原因探しにとらわれがちですが、親がパニックにならず元気をキープすることが大切。
- 学校は命がけで行く場所ではない:不登校は子どもたちが学校に下した一つの評価でもあります。
- 「よく〇〇〇ね」と声をかける:「学校に行きたくない」と言えた子どもにかけるこの言葉が、次の一歩につながります。
- 長い目で見よう:今10代の平均寿命は107歳とも言われる時代*。「人生全部がダメになるわけではない」という視点を持つことが重要です。
(*参考:厚生労働省「人生100年時代」に向けて)
ほかにも、「ゲームをやり続ける理由」「腫物扱いしない大切さ」「子どもの権利条約とその誤解」など、多くの気づきがありました。今回、講演内容はアーカイブ配信も行われ、締め切り後にも「ぜひ見たい」というお問い合わせが相次ぎ、追加募集を行うほど大好評でした。
心理的安全が確保された貴重な交流の場
講演会後には約20分間のブレイクアウトルームでの交流会も実施しました。参加者の皆さんからは次のような感想が寄せられました。

参加者の皆さんが本音を話せる安心・安全な雰囲気だったと感じました。

森先生の講義後、スムーズにグループディスカッションに入れ、それぞれの状況を共有しながら考えたり質問が湧いてきたりしました。

ブレイクアウトルームで、明るく過ごされている親御さんに出会えたことで、自分の気持ちも明るくなりました。
また交流タイムの間、森先生には各グループを回っていただきました。実際の保護者や教員の皆さんの声を聞いていただき、その後の質疑応答内でのアドバイス等に反映してくださいました。
質疑応答のお時間は予定時間を延長して、森先生に皆さんの疑問や不安にじっくり、丁寧にお答えいただきました。リラックスできる心理的安心感に支えられた交流会そして質疑応答タイムは、ただ講義を聴くだけでは得られない価値ある時間となりました。
教員の皆さまにも多数参加いただきました
今回の講演には、多くの教員の方々も参加してくださいました。不登校問題への理解や対応について、教育現場からの生の声を知る貴重な機会となりました。以下はいただいたご感想の一部です。
- 「教員として日々不登校の生徒(私も『不登校』という言葉には違和感があります)と接する中で、保護者が不安だと子どももしんどいのだろうなと感じます。お母さんが次の登校日を何度も決めて声をかけることで、かえって本人を苦しめてしまう場合もありますが、担任として保護者の不安感に寄り添う難しさも感じます。」
- 「学校で働くことは大変ですが、森先生のお話には温かさがあり、元気が湧いてきました。」
- 「地域によってこんなにも不登校対応が違うことに驚きました。本校は先進的な対応をしていると再確認でき、これからの役割と責任を考えるきっかけとなりました。」
- 「不登校の背景に、DVや家族を守るための状況がある場合もあるとは知りませんでした。まずは『受け止める』姿勢を大事にしたいです。」
現場で悩みながらも、何とか子どもに寄り添い支えようとしてくださる教員の皆さんがいることを知り、私自身も非常に心強く感じました。
森先生のご著書のタイトル、
『「子どもが主語」の学校へようこそ!』
この「子どもが主語」を合言葉に、保護者や教員だけではなくいろんな大人が知恵を出し合い、「子どもが主語」の学校へ変化していけるといいな、と希望を持つことができました。
森万喜子先生のお話し会シリーズ化決定!
今回の講演会のアンケート結果では「大変良かった」「良かった」が100%と、非常に高い評価をいただきました。
そして、
講演はシリーズ化が決定!
次回も、森先生ならではの実体験に基づいたお話をお楽しみいただける内容をご用意する予定です。
「子どもが学校に行かないことにどう向き合えばよいか」「親としてどうサポートするべきか」に悩む方々、また教育現場の先生方にとって、必ず気づきのある時間になるはずです。
詳細や次回開催情報については、ぜひ当ブログや各SNSをチェックしてください。次回も皆様のご参加をお待ちしております!
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